各会員の伝統産業紹介
その6
| 江戸べっ甲 | |||
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べっ甲の歴史は古く、正倉院の宝物の中にもべっ甲の装飾品が見られます。江戸べっ甲が作られ始めたのは江戸時代初期の頃で、元禄期に張り合わせの技法が伝えられて複雑な造形ができ、町人文化の台頭とともに豪華な櫛や、かんざしなどが作られるようになり、日本全国に流行しました。 材料は、カリブ海やインド洋のタイマイという亀の甲で、当時の貿易港長崎から江戸に運ばれました。 素材は模様も厚みもまちまちなため、熱で貼り合わせて生地を作ります。 生地を削ったり磨いたりすべて手作業で作られます。 東京は、長崎や大阪とともに3大産地を形成し、生産額では、過半数を占めるまでになっています。 |
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| 熊手 | |||
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竹製品の熊手に、紙製のおかめの綿、小判、枡などをとりつけたものです。年中の福徳をかきよせる縁起物で、11月の酉の市の日に行われる東京の「酉の市」で売られる、商売繁盛のお守りです。 熊手の組み立て、竹熊手と注連縄をとつりけ、紙製のおかめの面、小判、枡などの飾りを竹製の串に取りつけたものを、その注連縄に指し込んで出来あがりです。 熊手作りは、もともと農家の副業として行われてしましたが、年々熊手が大きく、豪華になるにつれ専門に作るようになりました。 熊手作りは、1月よりとりかかり、おかめの面、小判、枡、神輿などの飾りを作り、8月頃より稲を青がりし、干してしめ縄を作り。9月から組み立てが始まります。その間、田植え等、農家としての仕事も行います。 1年がかりで作り、酉の市のみで販売するという、売れなければ1年間の苦労が水の泡となってしまいます |
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| 印傅 | |||
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印伝とは古来インドから渡ってきたインド更紗模様の形紙により色染めした、四百年の歴史を持つ鹿革製品のことです。鎧の胸板、兜の吹き返しや戦国武将など多く日本人に愛用されてきました。 その後、漆加工を施す技法゛創案され、さらに色漆を使うようになりもバラエティに富んだ印伝製品が生れました。 印伝製品は、信玄袋、胴巻き、巾着、銭入れ、煙草入れから現代人の札入れ、がま口、ハンドバッグ、ベルトなどが作られています。 選び抜かれた鹿革のしっとりとした手触りと漆の光沢、この二つのことなる個性が調和しすばらしい製品を生んでいます。 |
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| 錺金具 | |||
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神社や文化財の装飾(調度金具)、舞楽、雅楽で身につける金具等の作成や、文化財の修復を主にしています。 金具は銅版や真鍮の板を素材にして、鏨(たがね)を素材にして紋様を彫ったり、打ち出したりして造ります。 修理をしているときに、紛失している部分があるときは、その部分を新しく作る事になりますが、過去の文献を参考にし、さらに新しく作ったのがわからないようにしなければなりません。 神社や文化財の修復などは20年〜50年のサイクルで行なわれるため、2度と同じ仕事に携わることはありません。 |
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